塾に入ると、入会金と共にテキスト代も必要になる。
入会金はともかくとして、テキストは相当な金額にもかかわらず、その辺に売られている参考書よりも使いにくいことが多い。
特に、今時分だと中学生向けでさえ良質な参考書であふれている。
そんな事態にもかかわらずオリジナルテキストを使うのは、よほど地域に特化されていなければ意味がない。
仮に地域特化だとしても、各学校で点数を取るには、その学校で配られている教科書と問題集、ノートをやりこむ以上に効果的な方法はない。
こんなことになっているから、最近では市販の参考書を使って、コーチングという形をとる塾が増えてきているわけである。
とはいえ、いわゆる自律学習がどうしてもできないという人は、授業中に解説してもらって宿題として復習するという形が良いかもしれない。
それでも、やはりオリジナルテキストよりも市販の参考書のほうが良い。
市販の参考書のほうが解説が充実しているからだ。
個別指導のような説明がメインになる形態では特にこういったことが言えるかもしれない。