春休みは他の長期休暇と比べてたるみがちになる。
やはり一年をやり切ったという意識があるのだろう。
けれども、春休みにこれまでの復習をしておけば、次の年度が楽になる。
基本的に勉強というのは積み重ねだ。
だから、これまでに抜けがあると次々に分からないところが出てきて、「躓い」てしまうことになる。
夏休みや冬休みはその年に「躓い」たという意識があるから、苦手の克服を目指して何かしらの講習を取ったりする。
けれども、春休みにこれまでの復習をしておくと、「躓き」にくくなる。
春休みの復習は、言わば、歯磨きのようなものだ。
春休みにしっかり歯磨きをして、次年度の「躓き」を最小限に抑えることで、夏休みや冬休みを実力の養成へと、レベルアップへと回せる。
春休みはこれからの一年を決める、重要な2週間となるのだ。