熊本県の高校入試が一本化されるらしい。
前期と後期という区分をなくし、一回の試験で終わらせようというのだ。
なにやら前期選抜での不合格体験による精神的負担が大きいということが課題となっていたらしい。
その課題の解決策として試験の一本化をしようと。
意味不明ですよね。
不合格体験くらいさせておけば良いし、その負担も味合わせておけば良い。
もっと言えば、課題の解決法が厳しすぎる。
要は一発勝負になるということで、試験にかかるプレッシャーがこれまでの比ではなくなるだろう。
もちろん、何校かに同時出願できるというのならあまり問題はないだろうが、それでも一本化するメリットが思いつかない。
行政コストの削減が本当の目的で、かの課題の解決というのは単なるお為ごかしではないかと邪推してしまう。
試験の一本化が実際にどんなシステムになるかはわからないが、これから高校受験に入る人はより一層厳しい状況に置かれるかもしれない。